
いままで多くの企業で実施されてきた「再発防止」には、次のような誤りがあります。
1、トラブルの事実が正しく把握されていない。
・トラブル現象の記述が曖昧で、分かり難い。
・情報が多過ぎると冗長となり、問題解決の妨げとなる。
2、根本原因が追究されていない。
・現象と原因が区別されず、表面的な原因で終わっている。
・表面的な原因からでは、効果的な対策が見つからない。
・対策ありきの原因となっていることがある。
・対策がやりっ放しで、対策の有効性が検証されていない。
==> PDCA が回っていない。
3、将来リスクの気付きが弱い。
・過去の失敗事例から学んでいない。
・成功事例からの学びも必要。なぜ成功したのか
==> 無策の無事故は偶然で、再現しない。
このようなことを繰り返していると、再発が止まらず、トラブル処理が続きます。
未然防止研究所では、正しい「再発防止」「未然防止」の方法をお伝えしています。