第3章 未然防止3ステップ対策

本章では、未然防止の3つのステップ(緊急対応、再発防止、 未然防止)について、解説します。


≪目次≫ 3-1、3-2、3-3 のタイトルをクリックしていただくと、該当の記事に飛びます。


3-1 第1ステップ:緊急対応

   (火事に気付いて、即火を消す。延焼を止める)

 

 (1) トラブルに気付く

    ⇒ 気付きが遅れるとトラブルが拡大する

   (2) トラブルの事実を正しく把握する

              事実と推測を区別する

   (3)    トラブル発生後の初動が大切

    ⇒ 顧客クレームの場合、初動よければ好感度が上がる

未然防止3ステップ対策の手順
未然防止3ステップ対策の手順


3-2 第2ステップ:再発防止

   (同じ場所・同じ原因の火事を防ぐ)

 

(1)  直接原因と根本原因(真因)の違いとは

  ⇒ 再発防止策は、根本原因から誘導する

(2)  2つの根本原因

  ⇒ 発生原因と流出原因を混同しない

(3)  再発防止のよくある悪い例

  ⇒ 原因と現象の混同、対策ありきの原因設定

(4) 再発防止策の基本原則

  ⇒ 原因と対策の関係性の明確化、対策の責任者トラブル期日を設定する


3-3 第3ステップ:未然防止

    (異なる場所・異なる原因の火事を防ぐ)

 

(1)  リスクの存在と認識は別物

  ⇒ リスクの気付きが大切

(2)  リスクに気づく習慣は日ごろの訓練から

  ⇒ 現場観察の習慣化

(3)  将来リスクに気付く方法

  ⇒ 未来の失敗を発明する大発明家であれ

 

 

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