≪代表プロフィール≫

未然防止研究所 代表

トラブル・事故ゼロ社会の実現を目指す未然防止コンサルタント

 

1950年大阪生まれ。中学2年のとき、父親が経営する会社が倒産。新築した家に入る予定が一転して、債権者から逃れるため一家そろって、東京へ避難。高校受験に失敗するも、滑り止めの高校で、ライバルと最後まで競い合った結果、慶應義塾大学工学部の推薦入学を勝ち取る。

 

1973年、慶應義塾大学工学部計測工学科卒業後、日産自動車入社。製造現場の生産性向上および生産管理の実務を通して、業務改革・改善に取組み、現場の大切さを知る。入社10年後、豪州へ赴任し異文化に触れて、その後の仕事人生の転換点となる。

 

1990年千代田化工建設に移り、プロジェクトマネジメント手法を駆使して、自動車工場建設プロジェクトを遂行。特に、仏ルノーのブラジル工場建設プロジェクトでは、最高の収益を上げるとともに、顧客から高い評価を受けて、人生最大の仕事を成し遂げる。1999年、会社の業績悪化と属人的なマネジメントに耐え切れず、49歳で異業種の日本オラクルへ転職。その後、いくつかの転職先で理不尽な扱いを受けるが、その試練を乗り越える。

 

2001年以降、自動車業界中心に,品質保証業務を通して、「未然防止」活動を実践。直近、三菱重工の関連会社(製鉄機械)で、品質保証を担当し、プロジェクトの未然防止に取り組み、損失コスト削減で成果を上げる。ここで得た知見・経験が、現在の未然防止活動の原点となっている。

 

これまでの製造ビジネスを通して、日本・世界30か国以上で改善業務を実践し、コスト削減や品質改善で多くの実績を残す。

 

2016115日に起こった軽井沢スキーバス事故で大学生13人が亡くなったことに大きなショックを受け、本の出版を決意。2017年、出版をきっかけに、未然防止研究所を立ち上げ、トラブル・事故ゼロを目指して、企業研修・講演・セミナーおよびコンサルティング活動を実践中。

 

現在、若手社員向けに、「テレワークでトラブルを起こさない仕事のワザ」をテーマに2冊目の出版に取り組んでいる。

 

趣味は、テニスとゴルフ。スポーツでも未然防止を実践し、再現性の高いプレーを目指す。